格闘

となりの格闘王

原作:緒田 太一、漫画:西条 真二
秋田書店
週刊少年チャンピオン

このマンガのレビュー

キックボクシング、空手、カンフーなどの頭文字「K」にちなみ、立ち技格闘技の最強を決めようと異種格闘技戦が行われ、一大ブームとなった「K-1」。その格闘技界の様子を忠実に描いたドキュメンタリー漫画。リアルな試合が漫画上で後追いで展開されるため、試合結果を知っている者は結末がわかった状態で見ることになる。だが、作者の取材の努力で、じつはあのときのあの技はどうだったのかと解説が読める楽しみあった。周りの友人に漫画を読ませ、多くの人を「K-1」の沼に引きずり込むための最適ツールだった。このようなドキュメンタリー漫画は、スポーツを盛り上げるために効果があることは明らかで、プロ野球やJリーグをはじめとする、すべてのスポーツ競技のプロモーションの一環として活用してもらいたい思う。 眞形 隆之

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