陸上

マラソンマン

井上 正治
講談社
週刊少年マガジン

このマンガのレビュー

市民ランナー出身と異色の経歴で知られるトップランナー・川内優輝氏など、実際にマラソンを走るアスリートたちの共感を呼び、影響を与えている作品。マラソンは技術や体力だけでなく精神、長く孤独な闘いに打ち勝つ意思の力も重視される競技で、人間の心の動きや成長を長いスパンで描く連載マンガとは相性がよい。本作も、長期の連載の中で主人公が時に道を踏み外すなど、起伏に富んだ物語が読者を魅きつける。親子二代にわたる挑戦も、スポーツマンガの定番ながら、胸に染みる。 表 智之

昭和感を全開に感じるマラソンマンガです。親子二世代に渡って繰り広げられ、北海道マラソンや箱根駅伝などの実際の大会やそれを取り巻く日本の昭和の文化が感じられる作品です。マラソン全然関係ない展開になったりするところなどマガジンらしさも感じられ、一気に全巻読んでしまえる面白さがあります。 御子柴 雅慶

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