野球

青空エール

河原 和音
集英社
マーガレットコミックス

このマンガのレビュー

高校の名門といわれる吹奏楽部が舞台の本作。これを読むと、吹奏楽部を文化部に分類してはいけないと感じる。運動部に負けない日々の体力づくりには驚かされる。努力を続けたからこそ得られる景色と感情が羨ましくもあり、自分も小さなことからでもいいから続けていこうと思わせてくれる。 Micha

高校に入学したばかりの時に「甲子園に連れていく」「アルプススタンドで演奏する」という約束をした野球部と吹奏楽部の2人の高校3年間の物語。部活を通じて、壁にぶつかって、落ち込んで、それでも夢を叶えるためにもがいて、成長していく姿が眩しくて、胸が熱くなります。「甲子園」という青春の象徴とも言える特別な場所に込められた、野球部の気持ちだけでなく、応援する側の気持ちも感じることができて、本当に青空に心を洗われたような感覚になれる作品です。 きだ さおり

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