このマンガのレビュー
弱小チームに入部した1人の選手が、やる気のなかったチームメイトに発破をかけ、その熱量で持って心に火を灯していく物語。この作品を読む度に思い返すのは、同じ志を持って同じだけの情熱を抱いて闘うことのできる仲間と出会えることは奇跡に近いということ。ただ、その奇跡を巻き起こすのはたった1人の熱狂なのではないだろうか。県内最強のチームに最少人数で挑んでいく姿、そしてその試合のラストは涙なしでは読めないほどに読者の心にまで火を灯していく作品。バレーボールが繋ぐ熱い魂の物語を体感してほしい。 もり氏