相撲は相撲でも、土俵の整備や競技の進行を行う「呼び出し」に焦点を当てた稀有なマンガです。突然、角界に飛び込んだ主人公と同じスピードで相撲と、それを取り巻くの世界を少しづつ知っていくことができ、もちろん相撲自体を好きになることができます。

今、一番勢いがあるスポーツを考えたとき「eスポーツ」を避けて通るわけにはいかないでしょう。作中では格闘ゲームが主に描かれていきます。高校部活、流行の最先端、スポーツと様々な要素が絡みあった熱いバトルを堪能することができます。

部活でも競技でもない、趣味での自転車の楽しみを感じさせてくれるマンガです。仕事や家庭の悩みがあっても自転車にのって、キレイな景色や空気を吸収すれば帰るころにはスッキリできます。趣味としての自転車に興味があるけれど二の足を踏んでいる方に読んでいただければ、自転車始めたい気持ちが倍増すること間違いなしです。

「フェチすぎる野球マンガ」として有名。野球強豪校に所属している唯一の女子部員、都澤理紗が主人公のマンガです。日々行われる部活動をフェティシズムあふれる視線で切りとっており、読み進めるうちに、自分でも知らなかったみずからの意外なフェチ心を知ることができるかもしれません。

女子高の弱小柔道部における青春群像マンガ。ひとクセもふたクセもある登場人物たちがなによりの魅力です。ひとりひとりのキャラクターが立っているので、登場人物が多くても混乱することはありません。そして、そんなキャラクターたちを狭い箱の中にぎゅうぎゅうに詰めこんだような濃さがクセになります。

寝技ありの総合格闘技「修斗」をテーマにしたマンガです。立った状態での格闘シーンの迫力もさることながら、寝技のシーンでもなにが行われているか明瞭に伝わってくる卓越した画力は素晴らしいの一言。強気なヒロインやライバルだけでなく、因縁のヤクザなども絡んできて、単にスポーツマンガの枠に収まらないのも楽しいです。

筋肉ばかりの主人公、コース読みや芝目に詳しい小心者、理論には詳しいが非力な男。互いに補いあう３人のプロゴルファーがチームを組んで優勝を目指すゴルフマンガです。3人のパワーバランスが絶妙で、順調にいくときは百人力ですが、噛み合わないときはまったく噛み合わないところが笑いをさそいます。

バスケマンガとしてもさることながら、バスケをしていないエピソードが面白い。特にストリート文化のカッコよさに触れられるという意味では、他のバスケ漫画と一線を隔しています。湘南地域の実在の地名が多数出てくるのも魅力のひとつです。