サッカー

さよなら私のクラマー

新川 直司
講談社
女子サッカーが舞台!諦めずに努力を続ける

音楽マンガの傑作『四月は君の嘘』の新川直司先生が描く女子サッカーストーリー。登場人物たちがサッカーに打ち込む理由は様々だ。強くなりたいから。王者として負けられないから。純粋にサッカーが楽しいから。けれど、全員が共通に背負っているものがある。それが「マイナースポーツの悲哀」だ。先人たちが築いてきたものを受け継ぎ、競技として大きくしなければという使命感。登場人物それぞれの心の動きが繊細な旋律のように描かれながら、ひとつの使命に向かってうねりとなっていく様は、さながら美しく感動的な楽曲のよう。松田 健

主催
助成