©︎ 許斐 剛/集英社
スポーツ漫画に欠かせないのが必殺技。テニスならではなブーメランスネイクとかが繰り出され、たかぶったものですが、いつしか、天衣無縫とか謎の四字熟語が言い出されることに。この頃から、「あれ、この漫画って…」と思い始めましたが、いつしかテニス中に、海賊が襲ってきたり、ブラックホールが発動したりと、固定観念に縛られていた我々読者のキャパシティーをしっかり広げてくれたのでした。最近では「無に帰す」こともあり、もう一体何漫画を読んでいるのかわからなくなりますが、これからも「テニス」の次元を超えた「テニヌ」、をも超えた「チニヌ」、な展開を期待します。ヨシダプロ