©️坂田信弘・かざま鋭二/小学館
一切ゴルフをやったことがない私。子供の頃から、ゴルフに熱中する大人をみて、「なんでこんなに夢中になってるんだろう?」と思い続けていました。が、この超大河ドラマ作品、風の大地を読んで、大人は、ゴルフというスポーツに人生を見いだしながらプレイしていたんだ、ということが実感として伝わってきました。そして、そのゲームの中を主人公として颯爽と歩いて行く沖田圭介は、マンガ史上最大の人格者の一人。人格者こそ結果を残すのだ、という我々の心が本当は望んでいることを実現してくれている姿に、目頭が熱くなる。吉田 尚記