©山岸凉子/KADOKAWA
バレエ

舞姫 テレプシコーラ

KADOKAWA
過酷な現実と天才への期待。美麗に描かれたバレエの世界

母親のバレエ教室のもと、レッスンに励む主人公の六花(ゆき)と姉の千花(ちか)を中心に、華やかで優雅に見えるバレエの世界の厳しさや過酷さをリアルに描いた作品。上を目指し才能を評価されながらも、ケガや体型のことなどで苦悩する姉と、向上心よりもただ好きという思いでバレエをする妹。ある事件をきっかけに苦しみながらも精神的に強く成長する六花に、バレエという世界で活躍することの大変さを痛感させられる。バレエの魅力、美しさそして過酷さを描くと共に、人間描写が素晴らしい!Ato Hiromi

主催
助成