ダンス

ワンダンス

珈琲
講談社
ダンスって自由だ。吃音の男子高校生が選んだ自己表現

このマンガのレビュー

吃音症で他人とのコミュニケーションが苦手だった小谷花木(カボ)が、高校でダンスと出会い、言葉を使わないその表現に魅せられていきます。カボの音に対するセンスの良さは、吃音症のコンプレックスゆえ常に周囲に気を配ってきた生き方にも由来しています。上手く言葉を紡げない不自由さで内に抑えられていた感情が、ダンスによって全身からあふれ出す。そこには言葉に頼らないからこその自由さがあります。不得意なことがあったとしても、それは自分を表現する手段が失われることを意味しません。好きなことに熱中し自分の感覚に正直になる大切さを教えてくれる作品です。 旅するタコ

吃音のせいで人と話すことが苦手な主人公小谷花木(こたにかぼく)。人目を気にせずダンスに熱中する湾田光莉(わんだひかり)の「しゃべらなくていいから」という一言に惹かれダンス部に入部することにした花木。ダンスを通じて、自分が自分らしく生きられるようになっていく姿が印象的。ダンスの躍動感をマンガで描くことは難しいが、その描き方にも注目して読んで欲しい。ハウスダンス、ブレイクダンスなど、それぞれのダンスムーブをマンガで描く挑戦的な作品。 Ato Hiromi

周りにあわせて目立たないように高校生活をおくる小谷花木。そんな彼が出会ったのは人目を気にせず自由に踊る湾田光莉。一見すると正反対のような小谷と湾田ですが、言葉で伝えることが苦手という共通点を持っていました。言葉がなくても「自由ってきもちいい」と伝えてくる湾田のダンスに惹かれ、小谷も未経験のダンスに挑みます。何かに夢中になることのおもしろさが知らないうちに自信になっている。そんな素晴らしさを教えてくれるような作品です。 みっちー

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