ヒロインの可愛さで手にとったのがはじまり。テンポよく話が進むのでとても読みやすいです。ブラインドサッカーに関して自分が誤った知識をもっていたことも、このマンガでわかりました。
レビューの一覧
自分が水泳(競泳)をやっていたこともあって、いくつか水泳に関するものは読んだものの、印象に残っているのはこの作品。話はオーソドックスなスポーツマンガなのですが、水の描写がみずみずしくって、水の中の気持ちよさを思い出します。厳密に競技は違いますが、登場人物の飛び込みへの恐怖や快感などはすごく共感しました。
同じくバレーボールでも、より登場人物の内面や関係性、友達とはなにかを考えさせられる作品。高校生において部活というコミュニティがどれだけその人を形成する上で影響をするか、そして個々の部活以外の要因が部活に影響するかがとても丁寧に描かれています。1巻から続けて読むと、登場人物の成長や葛藤を見ることができて、このマンガは読む年代によって自分のなかでも感想が違いそうだなと思います。繰り返し読みたい作品。
©古舘春一/集英社
スポーツマンガで一番最初に思いついたのはこちら。登場人物の熱にあてられそうな描写とストーリーで、「あぁ、私もなにか熱中できるものを見つけたい!」と思わせる作品だと思います。特に私が好きなのは、負けてしまう側のエピソード。つい観客のような気持ちで、「頑張れ!」と心で応援しながら読んでしまいます。このマンガを読んでバレーをはじめて、スポーツ推薦にまでいった知り合いの話をきくと、マンガのちからはすごい!と思いました。