ダンス

ワンダンス

珈琲
講談社
ダンスって自由だ。吃音の男子高校生が選んだ自己表現

吃音症で他人とのコミュニケーションが苦手だった小谷花木(カボ)が、高校でダンスと出会い、言葉を使わないその表現に魅せられていきます。カボの音に対するセンスの良さは、吃音症のコンプレックスゆえ常に周囲に気を配ってきた生き方にも由来しています。上手く言葉を紡げない不自由さで内に抑えられていた感情が、ダンスによって全身からあふれ出す。そこには言葉に頼らないからこその自由さがあります。不得意なことがあったとしても、それは自分を表現する手段が失われることを意味しません。好きなことに熱中し自分の感覚に正直になる大切さを教えてくれる作品です。旅するタコ

主催
助成