バレエ

ダンス・ダンス・ダンスール

ジョージ朝倉
小学館
男子バレエを熱く描く、性別は関係ない踊ることへの欲求

バレエダンスの世界は、非常に厳しい。踊りの技術の高さだけでなく、表現力やスター性、さらには容姿までもがシビアに評価される。その厳しさから、読み手もこんなにも苦しいものかと痛みを共有してしまうほどだ。 しかしひとたび舞台上に降り立てば、彼らは「バレエダンサー」として輝きを放ち、読者をその踊りの虜にする。バレエを全く知らない人でも、その踊りの凄まじさを直感的に理解してしまう。マンガであることを忘れ、音楽と踊りの中に没頭してしまうでしょう。「バレエってこんなにすごい世界なのか」と感じてもらえるのではないかと思った。そして自らも思わず体を動かしたくなるというマンガは稀有だと思ったため。うなぎ

主催
助成