作者が『へうげもの』で驚き。武井壮で有名な十種競技のマンガ。スマートフォンのスクロール読みになると、ページを開いていくように見開きすべて使うような大胆な構成が伝わりにくいのかもと思うと、コマ割りを逸脱し、ただただ前に進むことしか知らない主人公の魅力も低減しそうだが、競技自体のマイナーさをひっくり返す画力がすごいので単行本で読むことをオススメしたい。一乃瀬 光太郎