©藤子不二雄A/小学館
ゴルフ

プロゴルファー猿

藤子不二雄A
小学館
少年漫画初のゴルフ作品! 天才ゴルファー猿が必殺ショットで勝利を目指す

ゴルフは自然と闘うスポーツだ。主人公の猿谷猿丸は、猿そっくりの野生児で天才少年ゴルファーとして登場する。「野生児」ゆえに自然を味方につけた猿は、対戦相手を次々に撃破する。ところが「黄金仮面」と呼ばれる対戦相手との勝負で、猿は雨で足を滑らせる不覚を取り、それが元で敗れてしまう。一般のゴルファーは専用のスパイクを履いて試合に臨む。自然との闘いには、人間の小賢しい知恵が必要であることを教えてくれるシーンだ。リターンマッチの際、猿は松脂をグリップ代わりに足の裏、手元に塗り、試合に臨む。ゴルフというスポーツを描きながら、自然との闘い方を教えてくれるマンガ、それが『プロゴルファー猿』だ。高瀬 堅吉

主催
助成