©山田 芳裕/小学館
陸上

デカスロン

山田 芳裕
小学館
十種競技の勝者がキングオブアスリートと言われる所以は

このマンガのレビュー

作者が『へうげもの』で驚き。武井壮で有名な十種競技のマンガ。スマートフォンのスクロール読みになると、ページを開いていくように見開きすべて使うような大胆な構成が伝わりにくいのかもと思うと、コマ割りを逸脱し、ただただ前に進むことしか知らない主人公の魅力も低減しそうだが、競技自体のマイナーさをひっくり返す画力がすごいので単行本で読むことをオススメしたい。 一乃瀬 光太郎

日本では知名度が高いとは言い難い、十種競技(デカスロン)がテーマ。初日に100メートル走/走り幅跳び/砲丸投げ/走り高跳び/400メートル走、二日目に110メートルハードル/円盤投げ/棒高跳び/槍投げ/1500メートル走を行うスポーツで、「走る・跳ぶ・投げる」陸上競技における全ての能力が求められる。勝者は「キング・オブ・アスリート」と称される由縁だ。本作は無名選手・風見万吉が日本選手権に挑むところから始まる。各種目について細やかに描かれており、作者が直接「出演許諾」を得たという実在の選手たちも登場、実際の競技に興味が湧いてくる。本作の主人公は「十種競技」そのものなのかもしれない。独特の過剰ともいえる描写が、この過酷な競技にピッタリと合っている。 鷲谷 祐也

2日間で10種類の陸上競技をこなす過酷な十種競技を描く作品。コミカルな展開を所々挟みながら、山田芳裕先生の泥臭くくせのあるタッチでの物語展開は、競技の中で疲労と限界にさらされる選手たちや筋肉の悲鳴が目の前に迫ってくるような感覚を覚える。「鉄人」たちの極限の戦いを是非読んでほしい。 森尾 貴広

10種競技という高校で陸上部に入っている人なら誰しもが知っている(高体連は8種競技)が一般的には知名度の低い競技ですが、走・跳・投のバランスが必要な「キング・オブ・アスリート」の競技です。ここに超個性的な主人公の風見万吉の魅力と活躍を、圧倒的な迫力のあるアングルから表現した名作だと思います。種目の合計点数で競うゲーム的要素も読み進めると止められない面白さがあります。 御子柴 雅慶

演出で度肝を抜かれた作品といえばこちらも。強烈なパースと大胆な構図によって描かれることで、「陸上競技とはこれほど力強く、強烈な世界なのか」と初めて理解しました。現実の陸上競技の見方や印象も一変させてくれた作品です。 小林 聖

マンガ王国新潟が誇るマンガ家の一人、山田芳裕先生の作品。陸上十種競技を、超ディフォルメされた画風で、魅力的に描き出した。元高校野球部ピッチャーながら、陸上競技には素人同然の主人公・風見万吉。秀でた身体能力と精神力で、ほぼ初挑戦の陸上十種競技に挑み、世界を相手に、新潟弁で突破口を切り開き、佐渡おけさでコンディションを整える。そして彼にかかわったすべての人が、風見万吉を応援することになる。初めて十種競技を知り、そして陸上競技の奥深さに魅了されたマンガとなった。 土田 雅之

その他の 陸上 マンガ

陸上

Speed king

間部 正志
講談社
©小山ゆう/小学館
陸上

スプリンター

小山 ゆう
小学館
精神と肉体のギリギリに踏み込み100メートルに命をかける
陸上

風が強く吹いている

三浦 しをん、海野 そら太
集英社
©︎坂田信弘・中原裕/小学館
陸上

奈緒子

原作:坂田 信弘、作画:中原 裕
小学館
困難を乗り越えていく、型破りな天才ランナーの成長物語
陸上

栄光なき天才たち

森田 信吾
ゴマブックス
陸上

マラソンマン

井上 正治
講談社
週刊少年マガジン
陸上

ひゃくえむ。

魚豊
講談社
人が走ることの根源に触れる、100メートル走という刹那の機微を描く
陸上

ふろラン

石田 裕揮
KADOKAWA
陸上

なぎさMe公認

北崎 拓
小学館
週刊少年サンデー
©︎高橋しん/小学館
陸上

かなたかける

高橋 しん
小学館
爽快に駆け抜ける! 小・中学校駅伝が舞台
主催
助成