その他の 野球 マンガ
隠し球ガンさん
- ビーグリー
背番号0
- 小学館
光の小次郎
- 講談社
がんばれ!!タブチくん!!
- 双葉社
大甲子園
- 秋田書店
- 週刊少年チャンピオン
ドカベン
- 秋田書店
- 週刊少年チャンピオン
人前であまりお金のことを語らない日本において、公然と年俸が発表される職業、野球。『グラゼニ』は、対戦相手の年俸まで知り尽くす中継ぎ投手・凡田夏之介を主人公に、「お金」という視点でプロ野球を描く一風変わったマンガだ。シーズン終了後の契約更改から、チーム移籍、メジャー挑戦、さらには引退後のセカンドキャリアまで。夢がある、そしてシビアな野球というビジネスを裏側から見ることができる。このマンガを読んだ後では、試合の見方も少し変わるかも? 松田 健
一流とは言えないプロ野球の中継ぎ投手・凡田夏之介を主人公に、プロ野球をお金(主に年俸)という新鮮な切り口で描いた野球マンガ。今回「スポーツマンガ」として本作を選んだが、本当は「プロ野球」という職業を扱う「お仕事マンガ」のジャンルに入れたほうがいい作品なのかもしれない。プロにとって試合はお仕事の場であり、その成績は来年以降の年俸に直結し、その後の人生をも左右する。プロ野球の金銭を巡る裏側と、移籍や残留に関する悲喜こもごものリアルを重くなり過ぎずに読めるのは、絵を担当する足立金太郎先生の愛嬌のある絵柄ゆえだろう。 椎名 ゆかり
単純な勝ち負けだけでない、プロとしての競技者の世界を垣間見させてくれる作品。試合の勝ち負けくらいしか知らなかったので、プロスポーツの世界の見方が変わりました。 小林 聖
スポ根マンガが多い中、野球という題材を「お金」という視点で描くことで、新たな新境地を切り開いた作品。タブーとされやすい生々しいお金の話と野球の両方を楽しめます!主人公の凡田夏之介は、パッとしない中継ぎ投手。何か特出した強みや実績があるわけでもない、プロ野球選手の中では平凡な選手として描かれています。そんな凡人プロ野球選手である凡田の普段の生活や球団との給料交渉だったりと、プロ野球選手のお金に関わる私生活がコミカルに描かれています。マンガとしての面白さだけでなく、プロ野球のお金の知識も身につく「お得」な作品です! 芹田 治